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【2024/10/06 09:29 】 |
ぷよぷよみたいな踊り
『ぷよぷよ』(Puyo Puyo)は、株式会社コンパイルから発売されていた落ち物パズルゲームのシリーズ。また、このシリーズにブロックとして登場するスライムタイプのモンスターの名前でもある。どちらも縮めて「ぷよ」と呼ばれる。日本国外では『Puyo Pop』のタイトルでも知られる。
2003年以降はコンパイルに代わりセガが販売を行っている(後述)。
目次 [非表示]
1 概要
2 ゲームシステム
2.1 基本的なルール
2.2 対戦ルール
3 シリーズ一覧及び解説
4 旧世代ぷよぷよ(旧ぷよ)
5 ぷよぷよ
5.1 ストーリー
5.2 その他
6 ぷよぷよ通
7 ぷよぷよSUN
8 ぷよぷよ〜ん
9 ぷよぷよフィーバー
10 ぷよぷよフィーバー2【チュー!】
11 ぷよぷよ7
11.1 各機種版の特徴
12 その他の作品
12.1 なぞぷよ
12.2 記念作品
12.3 パズルゲーム以外のぷよぷよ関連作品
12.4 携帯電話アプリ
12.5 玩具、プライズ、アミューズメント作品など
12.5.1 パズルゲーム型の作品
12.5.2 その他の玩具、プライズ系作品
12.6 キャラクター差し替え作品
12.7 日本国外
13 キャラクター紹介
14 全国の有名なぷよぷよプレイヤー(ぷよらー)
15 ブームの変遷
15.1 ブームの到来
15.2 続編の登場
15.3 コンパイルの経営破綻とブームの終焉
15.4 セガ移植・新世代
16 備考
17 出典
18 参考文献
19 関連項目
20 外部リンク
概要 [編集]

『テトリス』の登場により空前の落ち物パズルゲームブームが生まれ、多くのパズルゲームが世に出された。『ぷよぷよ』もまた、そのような時代に生まれたパズルゲームの中の一つである。そのため、メガドライブ版の『ぷよぷよ』では取扱説明書に「もともとオリジナリティのないゲームです(苦笑)」と書かれている。
当時『DiscStation』に掲載されたユーザー投稿ゲームに着想を得て、ドミノの牌が降ってきて、同じ数字や連番になるように積む『どーみのす』というゲームを開発していたが、遊べる段階まで実際に作ってみたところ全く面白くなかったため、開発を断念[1]。その後、コンピュータRPG『魔導物語』のスタッフが関わり、落下するブロックを『魔導物語』に登場するぷよぷよに置き換え、それに伴いルールも一新した別のゲームに作り変える形で開発された[2]。
最初に世に出たのは、1991年10月25日に同時に発売されたMSX2版とファミコン ディスクシステム版(発売は徳間書店インターメディア)。この時点では、雑誌「マイコンBASICマガジン」上で記事を執筆しているライターにより、対人戦の面白さが大いに評価されていたものの、大きな話題を呼ぶことはなかった。しかしその後、画面とサウンドを強化し、モードや操作性などに大幅な改良を加え、対戦モード「ひとりでぷよぷよ(対コンピュータ戦)」「ふたりでぷよぷよ(対人戦)」をメインにしたアーケード版とメガドライブ版が発売(ともに発売はセガ)。これをきっかけに大ブームが巻き起こり、瞬く間に『テトリス』と並ぶ落ち物パズルゲームの代名詞となった。
「もともとオリジナリティのないゲーム」がここまでシリーズ化したのは、当時アーケード用の対戦型格闘ゲームで一般化していた対戦プレイという要素を落ち物パズルに持ち込んだことが大きい。ぷよぷよ以前の落ち物パズルは面クリアがなく難易度が徐々に上昇する中でどれだけミスをしないで長時間続けられるかを競う「自分自身との戦い」の要素が大きかったが、本作ではCPUの操るキャラクターや他のプレイヤーという「対戦相手との戦い」がテーマとなり、ゲームセンター等で対人対戦が大いに盛り上がることとなった[3][4]。また、可愛らしいキャラクターたちが受けたのか、女性プレイヤーも多かった。また、50-60代という、比較的高齢のプレイヤーも少なくなかった[3]。
このほか、この作品が当時斬新だった点として「連鎖ボイス」が挙げられる。これは、『魔導物語』に搭載されていた(当時のRPGとしては珍しい)キャラクターボイスを引き継いだものとなっている。制作元がセガに移った後の作品にも、非常に大きな連鎖をしたときに「ば・ば・ば・ばよえ〜ん!!」と声が被る演出が存在するが、これも『魔導物語』に登場する魔力倍加魔法「ダイアキュート」が元になっている(倍率が上がるごとに被る回数が増えていく)。なお、『魔導物語』から引き継がれた点としてキャラクターと連鎖ボイスのみが強調されることが多いが、このほかにもBGMやフィールドを囲っている枠や、状況に応じたキャラクターの表情変化などにも『魔導物語』に通じる意匠が散見される。
1998年、経営破綻したコンパイルの経営再建の一環として、セガにシリーズ全体の知的財産権が売却された[5]。しかし、結局経営再建する事無くコンパイルは解散した。この経緯により、旧コンパイルキャラのうち、過去の『ぷよぷよ』シリーズに一度でも登場したキャラクターはセガ、それ以外のキャラクターはD4エンタープライズに権利がある[6]。2003年以降、新作の開発や旧作の移植・リメイクは全てセガが行っており、『ぷよぷよ』の商標権(登録商標第2590721号ほか)もセガにある。
続編や移植作、番外編などを含め非常に多くの作品が発売された。詳細は#シリーズ一覧及び解説を参照。
ゲームシステム [編集]

基本的なルール [編集]
各作品によってルールの細部は異なる。ここでは基本的なルールのみを記す。
フィールドは横6マス×縦12マスの格子で構成される。格子の1マスにつき1個のブロック(ぷよぷよ略してぷよ)を置くことができる。ただし、上方向は、画面外に1マス分だけぷよを置くことができる。
上からぷよが2つ1組で落下してくる(「組ぷよ」と呼ばれる[7])。ぷよには3-5色(通常は4色)の種類がある。プレイヤーはぷよを回転、横移動、高速落下のいずれかの操作を行う。
次に落下するぷよはフィールドの枠外にNEXTぷよとして予告される。配られるぷよの配分は麻雀のツモに例えられている。
落下してきたぷよがフィールドの床やほかのぷよに衝突すると、その位置にぷよが固定される。但し、組ぷよを横にして置いたりなどして、ぷよに1マス分でも下方向に空白がある場合は、強制的にそのぷよだけ落下する。
固定されたぷよと同色の'ぷよ'が周囲4方向にいる場合、それらは互いにくっつく。
ぷよが4個以上くっつくと消滅し得点となる。
ぷよの消滅により上にあった'ぷよ'が落下する。このとき再びぷよが4個以上くっつくと消滅し、連鎖が起きる。なお、普通に4つ色を並べて消す行為だけでも1連鎖と考え、消された回数(○回)に応じて○連鎖と呼ばれる。複数色を同時に消した場合でも、1連鎖扱いとなる。
ぷよを消したときに入る得点は、消したぷよの数に、設定された「連鎖倍率」という数値を掛けることで計算できる。
左から3列目が一番上まで埋まると"窒息して"ゲームオーバー。
対戦ルール [編集]
ぷよぷよは基本的にCPUまたは人間との対戦に主眼が置かれている。
お互いに配られるぷよは共通。
対戦形式の場合、ぷよを消すと得点に比例した量の「おじゃまぷよ」と呼ばれる透明なぷよが相手のフィールドに降る(画面に一度に降る最大量は30個(=5列))。
「おじゃまぷよ」は4つ以上くっついても消滅しない。通常のぷよを消滅させると、同時に隣接していたおじゃまぷよも消える。
同種のぷよに「固ぷよ」「得点ぷよ」なるものがある。固ぷよは2回以上隣接させるか、二ヶ所から囲んで消さないと完全には消えてくれず、得点ぷよは消すことで得点となるものである(通、SUN、よ〜んで登場)。よ〜んではさらに3ダメージ以上を与えないと消えない固ぷよも登場する。
おじゃまぷよの個数は、連鎖による得点をおじゃまレートという数値で割ることで計算が可能。
マージンタイムと呼ばれる時間制限が過ぎるとこのおじゃまレートが時間ごとに減少を始め、互いにおじゃまぷよの降る数が多くなり、マージンタイム以降は早期に決着がつきやすくなる。
おじゃまぷよが降って来る前に相手側のフィールド上部に「予告ぷよ」が表示される。
『魔導物語』のシステムになぞらえ、降ってくる個数は具体的には表示されず、小ぷよは一個単位、大ぷよ(中ぷよ)が1列である6個単位、その他30個単位の岩ぷよ(隕石ぷよ)、相殺の追加された『通』以降はフィールドサイズをはるかに超えたものに星ぷよ(フィールド30段分に相当、フィールドは12段)やキノコぷよ、王冠ぷよ、月ぷよ、彗星ぷよ、土星ぷよ、太陽ぷよといったものがある。なお、登場する予告ぷよや、予告ぷよのおじゃまぷよ換算数はシリーズによってまちまちである(降る数についてはそれぞれのルールを参照)。
予告表示後おじゃまぷよが降ってくるのは、相手の連鎖が止まり送られた予告ぷよの数が確定した後に出現している最初のぷよが接地し、NEXT表示されているぷよが落下態勢に入る直前。
『通』以降では、予告ぷよが表示されているときにこちらも連鎖をすることで、予告ぷよを相殺し、その得点分だけ予告ぷよが減少する。予告ぷよ全てを消してなおこちらのおじゃまぷよが余っている場合は、その差分だけ相手に送り込むことができる。
先に左から3列目が上まで埋まった方が負けである。通常は2本先取で勝敗を決する。
シリーズ一覧及び解説 [編集]

詳細は次項以降、および別記事を参照。
ぷよぷよ(第1作)
旧世代ぷよぷよ(MSX・FC版)
ぷよぷよ(アーケード版以降)
ぷよぷよ通
ぷよぷよSUN
ぷよぷよ〜ん
ぷよぷよフィーバー
ぷよぷよフィーバー2【チュー!】
ぷよぷよ7
このほか、『なぞぷよ』や『ぷよぷよ! Puyopuyo 15th anniversary』など番外編的な作品が多数存在する。→#その他の作品
旧世代ぷよぷよ(旧ぷよ) [編集]

ぷよぷよ (旧世代版)
ジャンル 落ち物パズルゲーム
対応機種 MSX2/2+ [MSX2]
ファミリーコンピュータ ディスクシステム [FCD]
ファミリーコンピュータ [FC]
開発元 コンパイル
発売元 MSX2: コンパイル
FCD, FC: 徳間書店インターメディア
人数 1 - 2人
メディア MSX2: 3.5インチ 2DDフロッピーディスク1枚
FCD: ディスクカード両面
FC: 1Mbitロムカートリッジ
発売日 MSX2, FCD: 1991年10月25日
FC: 1993年7月23日
価格 MSX2: 6,800円(税別)
FCD: 600円 → 500円(税込)
FC: 5,900円(税別)
その他 FCD: ディスクライター書き換え専用
次世代の『ぷよぷよ』(新ぷよ)とタイトルが同一であるため、区別のために電波新聞社から発売されたムック『ALL ABOUT ぷよぷよ』では旧ぷよと呼ばれていた。後に、1998年発売のムック『ディスクステーション Vol.21』にて『ぷよぷよ〜ん』の発表にあわせて特集されたシリーズ紹介の記事では、すでにシリーズを重ねていたためこの呼び名が不適切だとされたのかプロトタイプぷよと呼称された。現在では単に、MSX版やFC版と呼ばれることが多いようだ。現在「旧ぷよ」という用語は『ぷよぷよフィーバー』に対してそれ以前の作品を区別する際にも使われる。
この頃はまだシステムは確立されておらず、ぷよの色が『どーみのす』の名残か最大6色(緑・赤・黄・灰色・黄緑・青)存在し(後の作品では最大5色)、軸ぷよではない方のぷよは設置するまで顔が表示されない、1P側と2P側で組ぷよが一致しないなどの特徴がある。また、ぷよが「ヒューマン(人型)」になる(同じ色の人が上下に重なると肩車をし、横に並ぶと手をつなぐ)、黄色ぷよがカーバンクルになる(MSX2版のみ)というオプションもある。ゲームモードはENDLESS(後の「とことんぷよぷよ」、通称とこぷよ)、2PLAYER(後の「ふたりでぷよぷよ」、通称ふたぷよ)、MISSION(後の「なぞなぞぷよぷよ」、通称なぞぷよ)の3つ。コンピュータとの対戦やキャラクター、「連鎖ボイス」はまだ存在しないが、とこぷよでお助けキャラクター(カーバンクル・びっぐぷよ)が登場する要素はこの時点で存在していた。プレイ中のBGMと効果音はそれぞれ3種類から選択可能で、このBGMもすべて後の新ぷよに使用されている。相手側に一度に送りつけることができるおじゃまぷよの最大数に制限があり、MSX版とディスクシステム版は最大30個まで、ロムカートリッジ版は最大18個 - 255個の間から設定可能となっている。このシステムの名残である「画面に一度に降るおじゃまぷよの数が最大30個まで」という制限は、これ以降のぷよにも引き継がれていくことになる。
MSX2/2+版
先述の通りぷよは6色。接着時のいわゆる「ぷよぷよ感」はまだなかったが、ぷよのデザインが色別にそれぞれ異なっており、後に新ぷよ以降でも多く使われた形状のベースとなっている。タイトル画面にはアルルが登場するが、衣装はアーケード版以降のものとは異なっている。
操作方法も試行錯誤な状態だったのか、開発中のバージョンの一つには『魔導物語』の様に、カーソルキーのみで操作出来る仕様の物も存在した。
ファミリーコンピュータ ディスクシステム版
内容はMSX版とほぼ同様。しかしぷよのデザインと色が変更され、全色のぷよの形状がMSX版のみどりぷよ型(丸っこい中華まんのような形状)に似たものとなっている。また、タイトル画面は『ぷよぷよ』のロゴが青い文字で大書きされているのみで、アルルは登場しない。販売は徳間書店インターメディアで、「ファミマガディスク」シリーズのVol.5として発売された。このシリーズのいくつかは一般公募作品だが、本作品は一般公募作品ではない。また、書き換え専用ソフトのためパッケージ販売はされていない。MSX版や後のシリーズとは違い、可視フィールドが13段目まで存在する。
ファミリーコンピュータ(ロムカートリッジ)版
前述のディスクシステム版をベースとし、ロムカートリッジ版として再発売。販売は徳間書店インターメディア。バッテリーバックアップ機能を搭載しないため、ミッションモードの進行状況の記録はパスワード方式で行う。タイトルロゴの文字も赤色に変更された。アーケード版やメガドライブ版などの新ぷよが既に登場した後に発売されたため、対戦時に落下する組ぷよが後のシリーズ同様に両側のプレイヤーで一致するように変更され、対戦時に発生するおじゃまぷよの最大リミット数を18個、24個、30個、42個、60個、255個から変更できる機能が追加されている(ただし一度に降る量は最大30個)。最大値である255個に設定すれば、より新ぷよに近いルールになる。
ぷよぷよ [編集]

ぷよぷよ
ジャンル 落ち物パズルゲーム
対応機種 アーケード(システムC2) [AC]
メガドライブ [MD]
ゲームギア [GG]
PC-9801 [PC98]
スーパーファミコン [SFC]
FM TOWNS [FMT]
PCエンジン [PCE]
X68000 [X68]
ゲームボーイ [GB]
Windows 3.1 [Win3.1]
Windows 95 [Win95]
Macintosh PPC [Mac]
CX-100
Panasonic U1 [U1]
Windows CE [WinCE]
Wii バーチャルコンソール [VC]
S!アプリ
ウィルコム
開発元 コンパイル
発売元 AC, MD, GG: セガ・エンタープライゼス
PC98: コンパイル
SFC, GB: バンプレスト
FMT: CSK総合研究所
PCE: NECアベニュー
X68: SPS
Win3.1, Win95, Mac, WinCE: ボーステック
U1: マイクロキャビン
VC: セガ
人数 1 - 2人
メディア MD, SFC, GB: ロムカートリッジ
PC98, X68, Win3.1(FD版): フロッピーディスク
FMT, Win3.1, Win95: CD-ROM
発売日 AC: 1992年10月
MD: 1992年12月18日
GG, PC98: 1993年3月19日
SFC: 1993年12月10日
FMT: 1994年3月18日
PCE:1994年4月22日
X68: 1994年7月29日
GB: 1994年7月31日
Win3.1: 1995年5月28日
U1: 1995年7月
Win95: 1996年8月2日
Mac: 1996年12月28日
WinCE: 1998年5月
VC: 2006年12月2日
価格 価格は特に注記がない限り税別。
MD: 4,800円
GG: 3,500円
PC98, FMT, Win3.1: 7,800円
SFC: 8,200円
PCE: 5,600円
X68: 8,800円
GB: 3,980円
Win95: 5,800円
Win廉価: 1,200円
VC: 600Wiiポイント
対象年齢 VC: CERO:A(全年齢対象)
前記の旧世代ぷよぷよ(旧ぷよ)や『ぷよぷよ通』以降の作品と区別するために無印、ぷよ1などと呼ばれることがある。『ぷよぷよ! Puyopuyo 15th anniversary』で初代ぷよぷよと呼ばれているのはこの作品のことである。
この新ぷよでは「ひとりでぷよぷよ」(対CPU戦)や自キャラの連鎖ボイス、キャラクターなどが登場し、ぷよの色は最大5色(緑・赤・青・黄・紫)に設定され、一回の連鎖でのおじゃまぷよの予告数の制限がなくなる(画面に一度に降るのは最大30個で、予告では岩ぷよ1個分で表現される)。基本的なシステムはこの作品で完成されている。「ひとりでぷよぷよ」では、画面中央のスペースにコンピュータが操る敵キャラクターの顔アニメが大きく表示され、状況に応じて表情や汗の演出などが変化する。各ステージ間に加えられた主人公アルルと敵キャラの会話デモ(後に「漫才デモ」と呼称される)や、タイトルでの操作デモも特徴的だった。エンディングではゲーム中のキャラクターが順番に登場し、BGMとして「魔導物語音頭」のアレンジ版である「ONDO OF PUYOPUYO」が流れる。
アーケード版
メガドライブ上位互換であるSystem C2基板で開発された。ゲームモードは「ひとりでぷよぷよ」「ふたりでぷよぷよ」の対戦モードのみ。アーケード版には、当時人気を博していた『テトリス』のようなエンドレスモード「とことんぷよぷよ」は収録されておらず、当時としては異色な作品だった。アーケード版には「マージンタイム」と呼ばれる制限時間が設定されており、対戦が長引くにつれ、おじゃまぷよの量が徐々に増加していく(コンシューマ版のマージンタイムは、標準ではオフになっているが設定変更で有効にできるものが多い)。ぷよの回転を行うボタンが1つしかないので、右方向にしか回転させることが出来ない。コンシューマ版の操作デモでも回転ボタンが1つしかないのはこのため。
メガドライブ版
アーケード版に非常に忠実な移植だが、4連鎖分×2人分=8種類あった連鎖ボイスが2種類(両サイドの2連鎖目のみ)しかなく、収録されているボイスは先述の連鎖ボイスとタイトルコール「ぷよぷよ」を合わせた3種類のみ。また、連鎖ボイス再生時はBGMが一旦停止する。タイトル画面が魔法を唱えるアルルのアップに変更され、以降の移植機種もほぼ全てこれを継承している。アーケード版にはなかったエンドレスの「とことんぷよぷよ」モード(通称とこぷよ)、スタッフロールが追加されている。メガドライブ本体とのセット販売バージョンも登場し、メガドライブのキラーソフトとなった。かつてはセガゲーム本舗でも配信されていた。2006年にWiiのバーチャルコンソールで配信。
ゲームギア版
ぷよが単色表示で形状も全て同じなため「グミぷよ」の異名がある。2台で通信対戦可能。ぷよの接地回数に制限がないために、ぷよを回転し続け接地を繰り返すだけで永遠に固定しない(他のバージョンでは8回程度接地するとすぐに固定される制限がある)という特徴がある。BGMも一部変更となり、ボイスと漫才デモも収録されていない。また、敵キャラクター固有の思考ルーチン(ハーピーの特殊な積み方など)が存在しない。「なぞなぞぷよぷよ」モード有り(後に本体同梱や単体でも発売)。北米仕様の本体で起動すると、メッセージのみが英訳された『Puzlow Kids』というバージョンに変わるが、実際には本作は日本国内でしか発売されなかった。
PC-9801版
グラフィックが全面的に描き直されており、画面の質感や雰囲気がアーケード版とは大幅に異なる。対戦中のボイスはない。フィールドの天井がなく、予告ぷよが画面左右端の壁の中へ縦に並んで表示されるのが特徴。タイトルのBGMは、音源違いだがゲームギア版と同様。「なぞなぞぷよぷよ」モードもある。特典として4コマ漫画などのブックレットが付属していた。
す〜ぱ〜ぷよぷよ(スーパーファミコン版)
画面解像度の違いからレイアウトが変更され、敵の顔グラフィックは敵フィールド内に表示される。アーケード版にあるボイスはすべて収録されている。隠しモードに入ることで、おじゃまぷよのレート(消したぷよの量に対して相手に送りつけるおじゃまぷよの量)を大まかに変更したり、CPU同士の対戦を見る(ウォッチモード)ことなどが可能。コンパイル開発だが、販売はバンプレスト。ニンテンドウパワーでの書き換えも行っていた。売上本数約170万本。
FM TOWNS版
当初は『ゴルビーのパイプライン大作戦』に引き続き、コンパイル自らがファミコン版を基準とした移植をする予定だったが発売中止となる。その後、アーケード版の人気によりCSK総合研究所がアーケード版を基準に移植することに。画面のクオリティはSFC版と同様だが、画面レイアウトはアーケード版に準拠。グラフィックは非常に忠実に移植されているが、操作性や動きが鈍い(例えばぷよ回転ボタンの連打がきかない)など、中身の完成度の面では至らない部分がある。開発はCSK総合研究所(現CRI・ミドルウェア)。
ぷよぷよCD(PCエンジン版)
各ボイスを有名声優が担当しており、音声付きの漫才デモがCD-DAで再生される唯一のぷよぷよである。また、アルル以外の敵キャラクターにも連鎖ボイスが用意されている(ただし、連鎖ボイスの種類はアルルと同じ)。このため、ふたりでぷよぷよでは使用キャラクターを選択できる。販売はNECアベニュー。全面クリア後に2周目として、少し台詞が異なる漫才デモのアレンジバージョンが収録されている。
X68000版
アーケード版の移植だが、隠しモードとして「とことんぷよぷよ」も収録。グラフィックの見た目は完璧だが、「ぷよぷよ感」がアーケード版ほどには再現されていない。開発はSPS。
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【2010/11/07 16:23 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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