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【2024/10/06 07:40 】 |
谷繁元信
谷繁 元信(たにしげ もとのぶ、1970年12月21日 - )は、中日ドラゴンズに所属するプロ野球選手(捕手)。
愛称はシゲなど。
目次 [非表示]
1 経歴
1.1 大洋・横浜時代
1.2 中日時代
2 プレースタイル
2.1 打撃
2.2 守備
3 人物
4 詳細情報
4.1 年度別打撃成績
4.2 年度別守備成績
4.3 背番号
4.4 タイトル・表彰
4.5 個人記録
5 関連項目
経歴 [編集]

中国山地の奥深い広島県比婆郡東城町(現・庄原市)の出身。高校は島根県江津市の江の川高等学校(現・石見智翠館高等学校)に進学する。元々は投手として入部するも練習試合でよく打たれ、1ヶ月後には監督に捕手転向を命じられる。谷繁曰く「監督が怖くて逆らえなかった」(テレビ朝日「NANDA!?」より)とのこと。
夏の甲子園に2度出場。特に1988年夏には島根県予選で、5試合全てで本塁打の計7本を放ち甲子園大会でもベスト8に進出。強打の捕手として高校通算本塁打42本の記録をマークし、江藤智と共に「東の江藤、西の谷繁」と呼ばれた。
大洋・横浜時代 [編集]
1988年のドラフト会議で横浜大洋ホエールズから1位指名を受け入団。期待の意味を込めて山下大輔の後の背番号1が与えられる。
入団当初はリードの覚えが悪く、いつまでもオムツの赤ちゃんという意味で「パンパース」というあだ名を付けられていた。
古葉竹識監督に抜擢され、プロ1年目から1軍戦に出場。下関球場で行われたオープン戦で巨人・斎藤雅樹から本塁打を放つなど打撃を買われ、高卒新人捕手でありながら開幕1軍入りを果たした(20世紀最後の開幕一軍入りの高卒新人捕手、21世紀では17年後の銀仁朗)。公式戦初打席で初安打を放つなど期待されたが、出場80試合、打率.175、3本塁打、10打点という成績に終わった。
1990年に須藤豊が監督に就任すると、西武から獲得した秋元宏作と併用され、前年まで正捕手だった市川和正を第3捕手へと追いやった。しかし、リードも打撃も向上しなかったため、1992年に須藤が休養し江尻亮ヘッドコーチが監督に昇格すると、一時出場機会を剥奪された。
横浜大洋ホエールズから横浜ベイスターズへ球団名が変わるのを機に、背番号を1から8に変更。近藤昭仁が監督に、大矢明彦がバッテリーコーチに就任すると、大矢の指導でリードを含めた守備が成長し、それに伴って打撃面も向上し正捕手の座を獲得。大矢が監督に昇格した1996年・1997年は、2年連続で開幕投手盛田幸希と先発バッテリーを組む(1997年開幕戦はナゴヤドーム初の公式戦)。
1998年、攻守の要としてチームの日本一に大きく貢献。ゴールデングラブ賞を受賞。
2001年には自己最多のシーズン20本塁打を打ち、その年のオフにFA宣言を行う。当初はメジャーリーグへの移籍を目指していたが、条件面等で折り合わず、中日ドラゴンズへ移籍(背番号7、背番号8は同い年で横浜でも同僚だった波留敏夫が付けていた)。これに伴い、中日の正捕手中村武志がトレードを直訴し金銭トレードで横浜に移籍。結果的に両チームの正捕手が入れ替わる形となった。
中日時代 [編集]


2008年
2003年オフに落合博満が監督に就任。正捕手のエースナンバーは森昌彦に代表される27、もしくは田淵幸一に代表される22という落合監督の持論により、背番号を27に変更。正捕手としてリーグ優勝に貢献。日本シリーズ第3戦で満塁ホームランを放つ。
2006年にはWBC日本代表に選ばれ、2次リーグのアメリカ戦ではスタメンマスクを被った。7月26日の阪神戦で捕手としては史上4人目の通算2000試合出場を達成。打率、安打数、塁打数、盗塁数は規定打席に達している選手の中でリーグ最少を記録した。8年ぶりにゴールデングラブ賞を受賞。
2007年8月8日の広島戦でプロ野球47人目となる通算300二塁打達成。8月10日の巨人戦で、更新中だった捕手の連続守備機会無失策のプロ野球記録が1708で止まった。打率、得点、安打数、三塁打、塁打数、盗塁数では規定打席に達している中でリーグ最少を記録(打率、安打数、塁打数、盗塁数は2年連続でセ・リーグ最少)。前年に続き、ゴールデングラブ賞を受賞。同僚の川上憲伸も2年連続で受賞しており、同一チームの同一バッテリーによる2年連続受賞はセ・リーグ初。
2009年、開幕直後の右ふくらはぎのけがで約1カ月間欠場。7月5日の阪神戦で捕手として野村克也に続く歴代2位の通算2328試合出場を達成。9月1日、通算200号本塁打と200犠打を達成(両方を達成したのは史上3人目)。9月にプロ野球史上初の4度目のFA権を取得。21年目で自身初の守備率10割(エラーなし)を達成し、ゴールデングラブ賞を受賞。
2010年7月28日に捕手では野村克也以来の2500試合出場達成。プロ野球史上では8人目。
プレースタイル [編集]

打撃 [編集]
打撃タイトルを獲得したことはない。1996年に一度だけ打率3割に到達したことがあるが、4度もセ・リーグ最低打率(規定打席到達者中)を記録している。しかし2桁本塁打を8度記録するなど長打力があり、次打者が投手であることが多い8番を打つことが多いことから四球・故意四球が多く、打率よりも1割以上高い出塁率を記録したシーズンが7度あるほか、2009年終了時点で現役最多の故意四球を受けている。
打順は基本的に8番もしくは7番であるが、中日移籍後は主力打者の離脱時に5番や6番で起用される試合も増えた。2004年や2006年に福留孝介が離脱すると、高い出塁率と得点圏打率を見込まれ、3番で起用されたこともあった。また、2004年の日本シリーズでも福留を欠いた打線の中で2戦目以降の全6試合で6番で起用された。
守備 [編集]
捕手としては小柄な体格だが、ゴールデングラブ賞を4度、最優秀バッテリー賞を3度受賞するなど守備力には定評がある。特に捕球と盗塁阻止に優れ、盗塁阻止率リーグ1位を5度獲得している。投手に相手打者の弱点を徹底的に突かせる攻撃的なリードをする。
人物 [編集]

中日に移籍してから、今まで正捕手の座を守っているが、先発投手によってはスタメンから外れることも稀にある。2003年は野口茂樹が先発時は柳沢裕一が起用されたり(2004年からは谷繁が起用される)、山本昌が先発のときは小田幸平(2006年から起用されるが2008年頃から小田の不調により谷繁が起用)、朝倉健太の時は小山桂司が起用される。休養のために先発を外れることもあり、落合監督も「谷繁は全試合出場は不可能」と言っており、「その時に若いのを育てる」と公言している。また、落合監督がもっとも恐れていることが谷繁の故障であり、高齢化ということもふまえて考慮している。しかし、天王山のときや勝負時では依然と谷繁を先発メンバーに入れている。
所属した球団で最初に付けた背番号(横浜大洋=1・中日=7)を、いずれも監督交代時に新たに就任した監督(横浜=近藤昭仁・中日=落合博満)から「捕手のイメージに合わない」という理由で変更されている。このため、球団名が「横浜ベイスターズ」になってからの1番のユニフォームは、1992年秋の球団名発表後の秋季練習でしか着用しなかった(鴻野淳基の8・宮川一彦の25・進藤達哉の36・畠山準の49・石井琢朗の66もこの時及び同じく新球団名発表後に行われた1992年セ・リーグオールスター東西対抗のみの着用だった)。ちなみに、就任時の近藤監督は現役時代に1番を付けており、彼の指名により進藤達哉内野手に与えられた(一説によると1番だと防具で背番号が隠れてしまうから8番に変更したとも言われている)。この時は、近藤の後に1番を付けていた山下大輔も守備走塁コーチに就任していた。また、中日での背番号7も巨人から移籍したやはり内野手の川相昌弘が付けている(落合監督は捕手が1桁の背番号を付けることに否定的だった)。
ノーヒットノーラン達成には、現役通算で2度立ち会っている。2002年8月1日の巨人戦(東京ドーム)で川上憲伸、2006年9月16日には阪神との首位攻防戦となった試合(ナゴヤドーム)で山本昌をリードして記録達成をアシストした。また谷繁は日本選手権シリーズでもノーヒットノーランを演出した経験がある。2007年の日本シリーズで、日本ハムを相手に中日の3勝1敗で迎えた11月1日の第5戦(ナゴヤドーム)で、先発の山井大介が8回、抑えの岩瀬仁紀が1回を投げて継投による完全試合を達成し(継投による完全試合は公式戦・ポストシーズンを通じて日本プロ野球史上初。また日本シリーズでの無安打無得点も史上初。ただしNPBでは継投による完全試合達成は記録としては扱われない)、53年ぶりの日本一を飾った。
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【2010/11/08 20:15 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
浅尾拓也
浅尾 拓也(あさお たくや、1984年10月22日 - )は、中日ドラゴンズに所属するプロ野球選手(投手)。
愛称はたっくん、浅尾きゅん[1]。
マネジメント契約先はスポーツビズ。
目次 [非表示]
1 経歴
1.1 プロ入り前
1.2 プロ入り後
2 プレースタイル
3 人物
4 速球に関する記録
5 詳細情報
5.1 年度別投手成績
5.2 背番号
5.3 タイトル・表彰
5.4 個人記録
6 コラム
7 脚注
8 関連項目
経歴 [編集]

プロ入り前 [編集]
中学では捕手として軟式野球部に所属。愛知県立常滑北高等学校(現・愛知県立常滑高等学校)入学後も捕手を務めたが、投手不足の事情から2年生の時に投手に転向[2]。卒業後日本福祉大学に進学。愛知大学リーグの2部と3部のリーグで通算53試合に登板し、21勝9敗の成績を残した。2006年秋季の2部リーグでは名古屋産業大学との対戦でノーヒットノーランを達成した。愛知大学野球リーグ1部2部入れ替え戦で、同期入団の清水昭信(名城大学)に投げ勝ち、チームを1部昇格に導いた。大学入学時には138km/hだった球速は、2年秋に140km/hを突破し、4年秋に最速152km/hを記録している[3]。
2006年のドラフト会議で中日から3位指名され入団。日本福祉大学第1号のプロ野球選手となった。ドラフト前は中日以外の球団から指名されれば社会人野球に進むと宣言していた。
プロ入り後 [編集]
2007年4月10日の対阪神戦(甲子園球場)でリリーフとしてプロ入り初登板。4月24日の対広島戦(ナゴヤドーム)でプロ初勝利を挙げる(1回3奪三振)。5月9日の対広島戦(広島市民球場)で初先発。本塁打を2本打たれるものの、6回3安打2失点の成績でプロ2勝目を挙げた。さらにフレッシュオールスターに出場しセーブを挙げる。後半戦は肩を痛め、ほとんど登板機会はなかった。
2008年の開幕は故障の影響から2軍で迎える。その後故障から復帰し、1軍に昇格して主に中継ぎとして登板。オールスターゲーム終了後から北京オリンピック開催中は、五輪日本代表に招集された岩瀬仁紀に代わり抑えを任され、8月7日の対ヤクルト戦でプロ初セーブを挙げた。その後は岩瀬へと繋ぐ勝ちパターンでのセットアッパーとして起用された。
2009年は初の開幕1軍入りを果たす。開幕投手を務めて勝利投手となった。それ以後は先発では結果を残せずセットアッパーに廻った。7月にセ・リーグ新となる月間11ホールドを記録し、7月の月間MVPを受賞した。終盤では体調不良の岩瀬に代わりクローザーも務めた。このシーズンはチーム最多の67試合に登板したものの、特にヤクルト戦で打ち込まれた[4]ことが響いてチームワーストの9敗を喫した。
2010年も引き続きセットアッパーを務め、9月5日の対巨人戦で藤川球児(阪神)の「20試合連続ホールドポイント」を更新する「21試合連続ホールドポイント」を達成。9月12日の対横浜戦では久保田智之(阪神)のシーズン55ホールドポイントの記録を更新し、日本新記録となる56ホールドポイント目を上げると、9月25日の対横浜戦で同じく久保田のシーズン46ホールドの日本記録を更新する47ホールドをマークした。最終的にチーム最多の72試合(これは権藤博の球団記録を更新)に登板しリリーフ登板のみで12勝3敗、防御率1.68、WHIP0.87と大車輪の活躍で中日のリーグ優勝に大きく貢献した。しかし、ロッテとの日本シリーズでは王手をかけられ後がなくなった第7戦終盤にロングリリーフを任され、シーズン中にも経験しなかった4イニング登板を経験したものの、最後に岡田幸文に決勝打となる適時三塁打を打たれ敗戦投手となり、チームも日本シリーズ敗退となった。
プレースタイル [編集]

細身の体から繰り出される、最速157km/hのストレートが武器。変化球は縦に曲がるスライダー[5]、140km/h台の高速フォークボール(握りが浅くスプリットフィンガード・ファストボールに近い)、その速いボールに一転し、120km/h台のパームボールを持ち球として打者のタイミングを狂わすピッチングを持ち味としている。
2010年には与四球率1.12をマークし、通算の与四球率も1.92と抜群の制球力を誇るものの、2008年は体の開きがやや早いため抜け球が多い傾向にあり、暴投0、死球3と数字こそごく普通のものだったが、3死球全てが打者の頭部に当たって危険球退場になっている。通算3回の危険球退場は、桑田真澄と並ぶプロ野球タイ記録であるが、21年間のプロ生活で3回だった桑田に対し、浅尾はわずか1年で並んでしまった。
プロ入団時の会見では、セールスポイントとして速球以外に「けん制とフィールディング」をアピールした[2][6]。 セールスポイントのフィールディングではバント処理でその良さが多くみられ、二塁でアウトにすることが多い。ダブルプレーも取ったことがあり、落合監督に「あのプレーは浅尾にしかできない」と言わせるほどである。
打撃では、投手ながらプロ初安打で三塁打を放ち、2007年シーズンでは少ない打席ではあるが打率.273(11打数3安打)を記録している。
人物 [編集]

チームの先輩である岩瀬仁紀と同じく、幼い頃からずっと愛知県内の学校・チームで過ごした、地元中の地元の選手である。また楽天の山崎武司と同じ知多市立八幡中学校の出身である。
1年目の春季キャンプで何もわからないときに「こっちへこいよ」と声をかけられて以来、朝倉健太を慕っている[7]。
チームの先輩である井端弘和にタメ口を使っているらしい(井端談)。
整った眉をしているが、産毛しか手入れをしていないという。また、多くの人に細い細いと言われるため、自分の眉を嫌っている。
左耳にピアスの穴が3つ空いているが、これは高校時代に「若気の至り」(本人談)で空けたもので、大学入学後はピアスをつけていない。
2009年12月28日、10年間の交際期間を経て高校時代の同級生と結婚した。
【2010/11/08 20:14 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
三瀬幸司
三瀬 幸司(みせ こうじ、1976年3月11日 - )は中日ドラゴンズに所属するプロ野球選手(投手)。
目次 [非表示]
1 経歴
2 プレースタイル
3 人物
4 詳細情報
4.1 年度別投手成績
4.2 背番号
4.3 タイトル・表彰
4.4 個人記録
5 脚注
6 関連項目
7 外部リンク
経歴 [編集]

香川県観音寺市出身。高校入学時は外野手であったが、当時の監督に勧められ投手に転向。大学は2部リーグ、社会人野球ではクラブチームに在籍。社会人時代のNTT西日本中国クラブは広島市民球場の隣であったが、広島東洋カープのスカウトが見に行った試合はいつも打たれて、スカウトの目に留まることは無かった。
2003年、この年限りでの休部が決まっていたNTT西日本中国クラブのエースとして、都市対抗野球大会中国地区第1代表を獲得。1回戦(対大阪ガス戦)に先発し敗戦投手になったが、キレのある変化球に数球団のスカウトが注目。同年秋のドラフト会議で福岡ダイエーホークス(当時)に7巡目で指名され入団。28歳でのプロ入りだった。
2004年、新人ながらチーム事情により抑えを任されオールスターゲームに監督推薦で出場。9月14日には自己最速となる149km/hをマークし、最終的に横山道哉(日本ハム)と並び32セーブポイントで最優秀救援投手、城島健司と共に最優秀バッテリー賞を獲得。新人での最優秀救援投手は与田剛(1990年)以来二人目。新人での最優秀バッテリー賞受賞は史上唯一。新人王にも選出され、28歳7ヶ月での受賞はパ・リーグ最年長受賞者となった。
2005年は開幕から好調で、4月22日の西武戦で10セーブ目をあげた。開幕から24試合目での2桁セーブ到達はプロ野球史上最速記録となった。しかし5月1日の千葉ロッテ戦で調整登板をした際に、ベニーに3点本塁打を浴びてシーズン初失点を喫すると、以後は別人のように投球が乱れるケースが増加。6月2日の阪神戦(セ・パ交流戦)では、9回裏に連続フルイニング出場記録更新中の金本知憲の頭部にボールをぶつけてしまい、危険球により退場、試合後、これに激怒した阪神ファンが暴徒化し、ホークスの選手を乗せたバスを取り囲む騒ぎを起こした(因みに三瀬は筋金入りの阪神ファンである)。7月4日の東北楽天戦では10球連続ボールを含む3連続四球と大乱調で2軍降格となった。
以後は主に対左打者のワンポイントリリーフとして登板している。
2010年6月24日、清水将海との1対1の交換トレードで中日ドラゴンズへ移籍[1]。
プレースタイル [編集]

ストレートは140km/h台前半だがキレが良く、スライダー・シュート・カーブ・フォークなどの多彩な変化球と組み合わせる。
スリー・クォーターともサイドスローともとれるフォームからキレのある球をコースいっぱいに投げ込む。クロスファイヤー気味の投球を用い右左の打者の相性を苦にせずテンポよく打ち取るのが持ち味。
崩れだすと止まらない、雰囲気に呑まれやすいなど精神面での弱さを指摘されることも多い。
人物 [編集]

愛称は、名前から三瀬店長(三瀬→店)。また、初めてのお立ち台で「毎日沢山の皆様にお越し頂きまして、ありがとうございます!」と店長のようなコメントをした事も、愛称の由来の一つである。
プロ入り前は阪神ファンであった(岡山理科大学時代に「三瀬君のページ がんばれ阪神Tigers」という名でホームページを作成していた)。
契約更改は基本的に一発サイン。増額なら感謝を述べ、減俸では自分の成績への反省の弁を述べる。
【2010/11/08 20:14 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
踊り504
ゲームボーイ版
表示領域の狭いモノクロ画面のため、GB本体でプレイする時は白黒の濃淡と形状でぷよを区別することになる。スーパーゲームボーイにも対応しており、これを使えばカラー表示となりソフト単体で2人対戦も可能。ただしSGB用の専用フレームは用意されていない。SGBでプレイした場合は色数の関係か緑ぷよがなく、青ぷよが水色ぷよ、緑ぷよが青ぷよに変更されている。ボイスは出力されず曲数・音数も少ないが、漫才デモはアニメーションや台詞などが一部変更・簡略化されてはいるものの、ほぼ全て収録されている。タイトルのBGMはゲームギア版と同様。操作性や反応は多少鈍く、落下速度が遅い前半ステージなどでは↓キーでの高速落下の処理も同時に遅くなってしまっている。「とことんぷよぷよ」にはタイムアタック機能も搭載。開発はウィンキーソフト、販売はバンプレスト。
ぷよぷよ for Windows(Windows3.1版)
WinGを使用。開発はクエスト、販売はボーステック。主にPC-9801版からの移植だが、アーケード版のボイスが全て収録されている。PC-9801版と同様のグラフィックを使用(天井ではなく側面におじゃまぷよが表示される形式)。画面サイズを2種類から選択できるが、全画面モードは無い。至るところでデモ版CD-ROMが配布された。なぞぷよモード有り。CD-ROMには壁紙が収録されている。本作は後に「Windows95対応版」としても発売されたが、後述のWin95専用版とは異なる。
ぷよぷよ for Windows95(Windows95版)
基本的にWindows3.1版からの移植だが、DirectX対応でグラフィックが全て描き直され美麗になり、フルスクリーン専用になった。また、ハーピーなどの特殊な積み方もアーケード版に忠実になった。なぞぷよモードも有るが、壁紙は削除された。後に「 - for Windows95/98」としても発売。また、2000年代中頃まで、セガゲーム本舗名義で「WindowsXP対応版」のパッケージでメディアカイトから安価に販売されていた(内容はWindows95版と同一)。なお、当時のセガゲーム本舗では同時にオンラインでメガドライブ版もネット配信されていたが、こちらとは内容が異なる。
ぷよぷよ for Macintosh(Macintosh PPC版)
Windows95版の移植で、内容もほぼ同一。
ぷよぷよ(CX-100版)
カシオのカラーワープロ版。
ぷよぷよ(U1版)
パナソニックのカラーワープロ版。
ぷよぷよ for CE(Windows CE版)
ひとりでぷよぷよ専用。
ぷよぷよ for CE2(Windows CE版)
カラーディスプレイに対応した。
ぷよぷよBOX(プレイステーション版)
モードのひとつとして、メガドライブ版をベースに移植した「ぷよぷよ復刻盤」を収録。プレイステーション上で遊べる初代『ぷよぷよ』はこれ一作のみだが、おじゃまぷよに得点が設定されているなど、他機種版と異なる点もある。
ぷよぷよ(S!アプリ 50K版)
S!アプリへの移植版。
ぷよぷよ豪華版(S!アプリ 256K版)
上記の豪華版。
ぷよぷよ(ウィルコム版)
ウィルコム端末への移植版。
同じルールのものが日本国外でも発売されている。ただし一部を除きキャラクターが差し替えられている。→#日本国外
ストーリー [編集]
4匹以上の同色の魔物を時空の狭間へ消し去る呪文「オワニモ」。この呪文を解き放った魔導師の卵の少女アルル・ナジャが、ぷよぷよ地獄に立ち向かう。
本作の「ひとりでぷよぷよ」は3種類の難易度から選択する。
難易度: やさしい(練習ステージ) - 全3ステージ
スケルトンT / ナスグレイブ / マミー
難易度: ふつう - 全13ステージ
ドラコケンタウロス / すけとうだら / スキヤポデス / ハーピー / さそりまん / パノッティ / ゾンビ / ウィッチ / ぞう大魔王 / シェゾ・ウィグィィ / ミノタウロス / ルルー / サタン
難易度: むずい - 全10ステージ
ステージ4のハーピーから開始する点以外は「ふつう」と全く同じ。
その他 [編集]
1P側連鎖ボイスの「ファイヤー」「アイスストーム」「ダイアキュート」「ばよえ〜ん」はそれぞれ『魔導物語』でアルルが使用していた魔法、2P側連鎖ボイスはアルルがダメージを受けた時の悲鳴となっている。
「相殺」システムがないため相手からの攻撃を防ぐ手段がなく、いかに素早く連鎖を組んで相手を攻撃するかが競われていた。このため、表示される予告ぷよの最大単位は30個(岩ぷよ)まで。
次作『ぷよぷよ通』大ヒットの決定打となった「相殺」システムは、既にスーパーファミコン版『す〜ぱ〜ぷよぷよ』の時点で完成されていたが、次作のために製品版では正式採用が見送られたと、電波新聞社のムック『ALL ABOUT ぷよぷよ通』のインタビューで語られている。
ぷよぷよ通 [編集]

詳細は「ぷよぷよ通」を参照
メインシリーズ2作目[8]。相手から送られたおじゃまぷよを打ち消せる「相殺」システムが導入され、これが以後のシリーズの基本形となった。
ぷよぷよSUN [編集]

詳細は「ぷよぷよSUN」を参照
メインシリーズ3作目[9]。独自要素として、連鎖に巻き込んで消すと攻撃力が上がる「太陽ぷよ」が導入された。
今作以降からぷよの表情が個性的になり、連鎖ボイスが主人公以外のキャラクターにも追加された。連鎖アニメも導入されており、演出も派手になった。また、「相殺を行うとおじゃまぷよが1ターンのあいだ保留される」というルールも後の作品に継承されている。
ぷよぷよ〜ん [編集]

詳細は「ぷよぷよ〜ん」を参照
メインシリーズ4作目[10]。「特技」と「ステージ」の概念が導入された。前作までとは違い、アーケードとパソコンでは発売されていない。
ぷよぷよフィーバー [編集]

詳細は「ぷよぷよフィーバー」を参照
メインシリーズ5作目[11]。「連鎖のタネ」が落ちてくる新システム「フィーバーモード」を搭載。前作までとは別の新たな世界が舞台となり、登場キャラクターも、アルルとカーバンクル以外はすべて新キャラクターに一新され、今作からアルルに代わりアミティが主人公となる。
ぷよぷよフィーバー2【チュー!】 [編集]

詳細は「ぷよぷよフィーバー#ぷよぷよフィーバー2【チュー!】」を参照
『フィーバー』の直接の続編であり、同時にメインシリーズ6作目[12]。基本的なゲームシステムは前作をそのまま引き継いでおり、さらに対コンピュータ戦にて自分を有利にする「アイテム」(「くりぷよアイス」や「ぐりぷよんぼ」など全72種)が追加された。新キャラクターも増えたほか、連鎖ボイスも新規のものに録り直されている。コレクション要素や世界観の設定補完など、パズル本編以外の要素も強調された作品。
ぷよぷよ7 [編集]

ぷよぷよ7
ジャンル 落ち物パズルゲーム
対応機種 ニンテンドーDS [DS]
プレイステーション・ポータブル [PSP]
Wii
開発元 セガ
発売元 セガ
人数 DS: 1 - 8人
PSP, Wii: 1 - 4人
発売日 DS: 2009年7月30日
PSP, Wii: 2009年11月26日
価格 4,800円(税込)
対象年齢 CERO:A(全年齢対象)
その他 DS, Wii: Wi-Fiコネクション対応(2 - 4人)
『ぷよぷよ7』(-セブン)は、2009年7月30日にニンテンドーDSで発売された、『ぷよぷよ』のメインシリーズ7作目。セガの公式サイトにて2009年2月12日・24日と3月12日・24日に「Project RINGO」というムービーで公開され[13]、4月3日に公式Webサイト及びファミ通で発表された[14]。プロモーション・キャラクターは戸田恵梨香を採用。各テレビ局の番組にて紹介も行われた。7月29日に本作のテーマソング『ぷよぷよのうた』のCDが発売され、カラオケ化もされた。
今作では新キャラクター「あんどうりんご」が主人公となり、過去作品とは異なる新たな現代風の世界「地球(チキュウ)」を舞台に、実質的な前作にあたる15周年記念作品『ぷよぷよ! Puyopuyo 15th anniversary』をそのまま引継いだような流れで旧作のキャラクターも多く登場している。前作より「ぷよぷよ(初代)」、「ぷよぷよ通」、「ぷよぷよフィーバー」、「なぞぷよ」のルールが再録されているほか、新たに本作からの新ルール「だいへんしん」が搭載された。ワイヤレスで最大8人まで遊べて、さらにWi-Fiで全国対戦もできる。
ぷよぷよ、ぷよぷよ通、ぷよぷよフィーバー、なぞぷよ
この4つのルールは前作『ぷよぷよ!』に収録されたルールとほぼ同内容。それぞれ初代『ぷよぷよ』風、『ぷよぷよ通』風、『ぷよぷよフィーバー』風、『とことんなぞぷよ』風の対戦ルールとなっている。なお、「ぷよぷよ」「ぷよぷよ通」ルールに関しては、PSP版とWii版では連鎖ボイスの法則が前作のWii版同様に『通』準拠のものに変わる。
詳細は「ぷよぷよ! Puyopuyo 15th anniversary#12のルール」を参照
だいへんしん
「フィーバー」ルールと類似しているが、相殺でへんしんゲージのカウントを7つ溜めきるとフィーバーモードの代わりに、ぷよのサイズが小さくなり大連鎖が狙える「ちびぷよフィーバー」、ぷよのサイズが大きくなり連続で消せば上乗せ連鎖ができる「でかぷよラッシュ」の2通りの変身で戦える。試合前に「でか」か「ちび」、または自動選択される「おまかせ」の3種類からどれかを選択する。「フィーバー」ルールとは異なり、変身の最中に送られた予告ぷよも合算され、変身中のフィールドには一切おじゃまぷよは降らない。いずれも、変身中は連鎖ボイスが変身時専用のものになり、連鎖数に応じて固定されるボイス法則となる。
ちびぷよフィーバー
キャラクターの外見が一時的に若返り(一部例外あり)、フィールドが10列×18段に変わる(ぷよが小さくなる)。「フィーバー」ルールと同様に連鎖のタネが次々と降ってくるが、フィールドが広いため通常より大きな連鎖を起こせる。
でかぷよラッシュ
キャラクターの外見が一時的に成長し(一部例外あり)、フィールドが3列×6段に変わる(ぷよが大きくなる)。降ってくる組ぷよは常に2個組となり、3個以上繋げるだけで消せる。ぷよを消した後、一定時間内に次のぷよを消すと前の連鎖数に上乗せで合計される(うわのせ連鎖)。素早く連続して消し続ければどんどんうわのせ連鎖を続けることが可能。

本作の「ひとりでぷよぷよ」のストーリーは、女子中学生のりんごが住んでいるすずらん商店街の上空に突如「時空の歪み的なもの」が発生し、大量のぷよ達や、アルルやアミティなど異世界の住人達(過去作のキャラクター)が飛ばされてきたという設定。不思議な光を浴びたりんごはアルルと同じ「ぷよを4つ繋げて消す力」を手に入れ、異世界の人達とぷよ勝負をしつつ、協力し合いながら事件解決のため奔走する。このため基本的には主人公のりんごを操作するが、場面によっては仲間になったキャラクターを選んでりんごの代わりに操作できる。
『ぷよぷよ7』からの新キャラクター
あんどうりんご、ささきまぐろ、りすくませんぱい、ダークアルル、エコロ(最終ボス)
初代『ぷよぷよ』から登場
アルル、スケルトンT、ドラコケンタウロス、シェゾ、すけとうだら、ルルー、サタン、カーバンクル
『ぷよぷよフィーバー2【チュー!】』から登場
アミティ、シグ、ラフィーナ、フェーリ、レムレス、クルーク
上記のうち、スケルトンTとドラコケンタウロスは『みんなでぷよぷよ』以来の、カーバンクルは選択可能なキャラクターとしては『ぷよぷよフィーバー』以来の復活となった。またプレイヤーキャラクターとしては選べないが、ハーピーとウィッチも漫才デモに登場する。これにより、初代『ぷよぷよ』に登場していた女性キャラクターは本作に全て登場したことになる。
各機種版の特徴 [編集]
ニンテンドーDS版 - 2009年7月30日発売
Wi-Fiコネクションで最大4人までの全国対戦が可能。DSワイヤレスプレイ・DSダウンロードプレイ対応で最大8人まで対戦可能。
プレイステーション・ポータブル版 - 2009年11月26日発売
アドホックモード、ゲームシェアリングモードで最大4人まで対戦可能。一台のPSPを2人で並んで持ってプレイする「1台2人対戦」モードも搭載。
Wii版 - 2009年11月26日発売
Wi-Fiコネクション対応でDS版と同じサーバーで最大4人までの全国対戦が可能。クラシックコントローラPRO・ゲームキューブコントローラにも対応している。
上記の他、携帯電話アプリとして本作の「がっこうモード」のみを移植した『ぷよぷよ7 がっこうモード』も配信されており、無料体験版も存在する。
その他の作品 [編集]

ここでは、『ぷよぷよ』シリーズ本編ではない関連作品について述べる。
なぞぷよ [編集]
詳細は「なぞぷよ」を参照
詰め将棋のように、あらかじめフィールドに設置してあるぷよと指定されたぷよを使い、設定された条件(「X連鎖するべし」「ぷよ全て消すべし」など)を満たすという、従来のぷよぷよとは少し異なるゲーム。壁などの障害物などが登場する作品も存在する。
各種ぷよぷよシリーズの1モードとして収録されている場合が多い。「ミッションモード」「なぞなぞぷよぷよ」「タスクモード」などの名称でも呼ばれる。
以下は独立した単体ソフトとして発売されているもののみ記載する。
ゲームギア+1 なぞぷよ
ゲームギア本体とのセットでのみ販売された。
なぞぷよ2(ゲームギア)
なぞぷよ アルルのルー(ゲームギア)
マップ上を歩き、敵モンスターとなぞぷよ勝負をする形式となっている。魔導物語のように、体力は表情で表示される。
なぞぷよ(PC-9801)
初代ぷよぷよのような漫才デモが存在する。
す〜ぱ〜なぞぷよ ルルーのルー(スーパーファミコン)
『アルルのルー』のリメイクで、ルルーを主人公とした新シナリオも追加された。消すことが出来ない「鉄ぷよ」が初登場。
す〜ぱ〜なぞぷよ通 ルルーの鉄腕繁盛記(スーパーファミコン)
前作の続編で、内容がさらにパワーアップ。フィールドマップなども追加されている。
ぷよぷよ タスクモード(iアプリ)
なぞぷよ(S!アプリ 50K、EZアプリ (Java) ・BREW、iアプリ、WILLCOM)
なぞぷよ2(S!アプリ、iアプリ、WILLCOM、BREW)
この他、『ディスクステーション』にも単体作品のなぞぷよが数作収録されている。
記念作品 [編集]
以下はシリーズの流れを汲む独立した作品として発売されたが、ナンバリングには含まれない。
ぷよぷよBOX(プレイステーション)
詳細は「ぷよぷよBOX」を参照
『1』『通』『SUN』『よ〜ん(GBC版準拠)』の全てのルールを包括し、シリーズのキャラクターも多数登場する、20世紀のぷよぷよシリーズの総集編的な作品で、コンパイル製のぷよぷよとしては最期のタイトル。2000年12月21日発売。メガドライブ版の初代『ぷよぷよ』と『ぷよぷよ通』をベースに移植した「復刻盤」を収録し、さらにRPG風の「ぷよぷよクエスト」、シリーズのルールを混合して遊べる「ごちゃまぜぷよぷよ」、ぷよぷよ通の中辛ルールをベースにした「公式戦」、ぷよに埋もれた3列目の最下段に設置されている宝箱を開けるスピードを競う「ほりあてぷよぷよ」などのモードが収録されており、一部のモードでは4人対戦が可能となっている。画面デザインや連鎖ボイスなどは『通』のシステムが採用されている(キャラクター別の連鎖ボイスはなく、敵は画面中央で表情変化)。このため、対戦時のキャラクター選択は存在しない。BGMは『1』『通』『わくぷよダンジョン決定盤』のものを流用。連鎖ボイスはメガドライブ版のものをベースにしているため、音質はあまり良くはない。また、操作性が少し鈍く、ぷよの色が偏ってしまうというバグもある。
みんなでぷよぷよ(ゲームボーイアドバンス)
セガソニックチームが開発。2001年10月18日発売。ぷよぷよの権利が引き継がれた後、コンパイルではなくセガで製作された初の独自タイトルで、携帯ゲーム機用としては初のフルカラーソフトとなった。登場キャラクターやボイスはほとんどが『ぷよぷよSUN』のものだが、独自の漫才デモによるオリジナルストーリーとなっている。ベースとなっているルールは『ぷよぷよ通』。言語設定により英語表示に切り替えることが可能で、欧米では『Puyo Pop』のタイトルで発売された。2003年には「お買い得版」として廉価版も発売された。
ぷよぷよ! Puyopuyo 15th anniversary(ニンテンドーDS、プレイステーション2、プレイステーション・ポータブル、Wii)
詳細は「ぷよぷよ! Puyopuyo 15th anniversary」を参照
ぷよぷよ15周年記念作。2006年12月14日にニンテンドーDS版が発売。初代『ぷよぷよ』、『ぷよぷよ通』、『ぷよぷよフィーバー』のルールのほか、一定時間ごとにフィールドが180度反転する「だいかいてん」や、通常の4倍の大きさで戦う「でかぷよ」、ぷよが水に浮かぶ「すいちゅう」、お題が次々と出てきてそれをクリアしていく「なぞぷよ」、その他、「サーチライト」や「はっくつ」、「こおりづけ」、「ばくだん」、「ずっとフィーバー」といった多数のゲームルールを収録。それぞれに個性のあるゲームを楽しむことができる仕様となっている。
キャラクターは、初代『ぷよぷよ』と『ぷよぷよフィーバー』シリーズの両方から選ばれた全22名。初心者でも安心、連鎖の組み方を学べる「じゅぎょうモード」も収録。イメージキャラクターに蛯原友里を起用。
パズルゲーム以外のぷよぷよ関連作品 [編集]
ぷよぷよシリーズの源流であるコンピュータRPGについては『魔導物語』の項目も参照。この他、『ディスクステーション』にもぷよ関連ゲームがいくつか収録されていた。
わくわくぷよぷよダンジョン(セガサターン)
魔導キャラを使ったローグライクゲーム。1998年4月2日発売。タイトルに「ぷよぷよ」と銘打ってはいるものの、その内容はむしろ『魔導物語』に近い。
わくぷよダンジョン決定盤(プレイステーション)
上記SS版のリメイク作品。1999年3月18日発売。現在はプレミアがついており比較的入手は困難。
ぷよぷよ外伝 ぷよウォーズ(ゲームボーイカラー)
シミュレーションRPG。1999年8月27日発売。パラレルワールドを舞台にしており、世界観や登場キャラクターは従来のぷよシリーズと大幅に異なる。
ぷよぷよDA! -featuring ELLENA System- (アーケード、ドリームキャスト)
詳細は「ぷよぷよDA! -featuring ELLENA System-」を参照
魔導キャラを使った音楽ゲーム。1999年12月にアーケード版が稼動し、同月16日にドリームキャストで発売。ディスクステーションに収録された『ブロードウェイ伝説 エレナ』のシステムをベースとしているという触れ込みだが、『エレナ』は相手の踊りを記憶して方向キーで同じ踊りを踊るのが目的なのに対して、『DA!』は曲のタイミングに合わせて画面に表示された矢印のとおりに方向キーで踊るというシステムのため、内容的にはほとんど別物である。
このゲームに登場するキャラの外見はいつもの衣装ではなく、ダンス衣装を着ている。サタンに至ってはバックダンサー。
アルルの冒険 まほうのジュエル(ゲームボーイカラー)
アルルを主人公としたカードバトル風2DRPG。2000年3月31日発売。
たいぷ da ぷよぷよ(Windows95)
ぷよぷよとタイピングソフトが融合したゲーム。2001年5月25日にメディアカイトから発売。グラフィックなどは『ぷよぷよSUN』がベースとなっている。
携帯電話アプリ [編集]
初代をそのまま完全移植したものは#ぷよぷよの節を、その他の作品の移植アプリは各作品の項目を参照。
ぷよぷよ(旧バージョン)(iアプリ、S!アプリ 50K、EZアプリ (Java) ・BREW)
とことんぷよぷよのみ。
とことんぷよぷよ(iアプリ)
上記の改訂版。
とことんぷよぷよ(S!アプリ、EMOBILE、WILLCOM)
とことんぷよぷよのみ。
ひとりでぷよぷよ(S!アプリ 50K、EZアプリ (Java) ・BREW)
ひとりでぷよぷよのみ。漫才デモは初代『ぷよぷよ』と同様。EZアプリ (Java) にはグレードアップ版の「ひとりでぷよぷよ豪華版」が存在する。
ひとりでぷよぷよ(iアプリ、S!アプリ)
ひとりでぷよぷよのみ。上記とは異なり、新規の漫才デモになっている。
ふたりでぷよぷよ(iアプリ、S!アプリ 50K、EZアプリ (Java))
ふたりでぷよぷよのみ。携帯電話を2人で持って対戦する。iアプリ版は横持ち版の「ふたりでぷよぷよ よこ」と縦持ち版の「ふたりでぷよぷよ たて」2バージョンがある。
ぷよぷよDX(iアプリ)
iアプリ版「とことん」「ひとりで」「ふたりで」と「タスクモード」を一つのiアプリにまとめた物。なお、初期は「とことん」「ひとりで」のみを収録。
対戦ぷよぷよ(EZアプリ、S!アプリ)
ネットワーク対戦可能なふたりでぷよぷよ。
ぷよぷよズラシ(iアプリ、S!アプリ、BREW)
ぷよぷよを左右にずらして消していく。画面デザインは『フィーバー』をベースにしている。
ぷよぷよソリティア(iアプリ、S!アプリ、BREW)
『フィーバー』のキャラクターを使ったソリティア。
玩具、プライズ、アミューズメント作品など [編集]
パズルゲーム型の作品 [編集]
ぷよりん(キーチェーンゲーム)
モノクロ液晶画面を使用した携帯型キーチェーンゲーム。1997年7月25日発売。とことんぷよぷよ形式で、出現するぷよは3種類。窒息(詰まり)の判定が独自の物で、いずれかの列の天井にぷよがくっつくとゲームオーバーになる。当時流行していた携帯型ゲーム『テトリン』にネーミングや形態が非常に類似している。
カラーぷよりん(キーチェーンゲーム)
上記『ぷよりん』の後継機として発売されたカラー版だが、オレンジぷよが着地するまで明滅を繰り返すためモノクロ版と比較して非常に見にくい。
ぷよぷよ(ゲーム電卓)
4×4のフィールドで3色のぷよを消していく。連鎖ボイスは「ファイヤー」のみ。ぷよが3匹くっつくだけで消えるという特徴がある。
さわって!ぷよぷよ(プラスe)
ファミリーレストラン・ガストなど、飲食店に設置されたタッチパネルを用いたアミューズメント端末「プラスe」内に収録された作品。画面上のボタンを押しぷよを操作する。1Pと2Pが交互に操作することにより対戦もできる。プラスeは2005年9月30日にサービスを終了した。
ぷよぷよ(LCDゲーム)
EL-SPIRITSの【レトロシリーズ】として2006年7月22日に発売。発売元は有限会社ハンドヘルド、販売元はエポック社。かちぬきモードととことんモードの2つを搭載。後者は通常のとことんぷよぷよだが、前者はそれに加えおじゃまぷよも降ってくるモードで、規定得点を得ると1人抜き、全10人抜きすればクリアとなる。
その他の玩具、プライズ系作品 [編集]
バランスゲームす〜ぱ〜ぷよぷよ(玩具)
ツマミを回して磁石の強度をランダムに変えた後、交互にトレイの上にぷよを載せていくゲーム。経年劣化で永久磁石が弱り、難易度が上がる側面もある。
ボードゲームぷよぷよマスターズ(玩具)
ランダムにボックスからぷよぷよを取り出して置いていく対戦ゲーム。本体付属のルーレットでおじゃまぷよの数を決めるため、連鎖数とおじゃまぷよの数はあまり関係ない。
キャラカセットぷよぷよ(玩具)
タカラ社製の玩具『キャラルシール』専用ソフト。ぷよぷよと銘打たれているが、通やSUNの敵キャラクターなども印刷できる。電子ゲームとしては「ぷよらーチェック」という相性診断占いが内蔵されている。
ぷよぷよスロット(メダルゲーム)
上下にローテーションする5列のぷよをボタンで止め、画面が固定された後ぷよが消滅する。得点に応じて配当がある。
ぱちぷよ(メダルゲーム)
ハンドルをひねるとぷよが打ち出され、一定量のぷよが出ると打ち止めになり、ぷよが消滅する。得点に応じて配当がある。
ぷよぷよ! THE MEDAL EDITION(メダルゲーム)
『ぷよぷよ! Puyopuyo 15th anniversary』のキャラクターと世界観を業務用メダルゲームに再利用したもの。漫才デモは『15th anniversary』をベースにしたものに加え、さらに新規のデモも多数作られた。メダリンクシリーズの第5弾である。
す〜ぱ〜ぷよぷよびんご(プライズ)
1つしかないボタンを3回押すだけの攻略要素のないゲーム。景品はキャンディで、最大の役で6つ出てくる。飴の種類が10種類のうえ、規則正しい順番で出てくるためコレクション要素もほぼないと言っていい。
ぷよしょっと(プリクラ)
当時流行っていた写真を印刷するゲーム筐体『プリント倶楽部』からの派生。「ぷよぷよSUN」をベースにしたフレームで印刷ができる。一般のゲームセンターには置かれず、ぷよまん本舗に設置されていた。コンパイルクラブの記事によると、最低一度はフレームの増設が行われている。
キャラクター差し替え作品 [編集]
以下のソフトは、本来の『魔導物語』や『ぷよぷよ』シリーズのキャラクターではなく、別のキャラクターに置き換えて発売された『ぷよぷよ』である。同様の形式で日本国外にて発売された作品については#日本国外の節を参照。
ストレスレスレッスン れすれす(プレイステーション)
コンパイルから許諾を得てマックスファイブが1997年に製作したゲーム。基本的な内容はぷよぷよだが、キャラクターが異なり恋愛ゲームのようなストーリーとなっている。
機動劇団はろ一座 ハロのぷよぷよ(ゲームボーイアドバンス)
バンダイより2005年に発売の『機動戦士ガンダム』のパロディ作品『機動劇団はろ一座』の登場人物が登場するぷよぷよ。ぷよの代わりにハロが降ってくる。ゲームシステムは『ぷよぷよ通』のルールを採用。連鎖時にキャラクターが叫ぶセリフをプレイヤーが選択して編集できるのがセールスポイント。使用できるセリフのコレクション要素もあり。
日本国外 [編集]
日本国外では、『魔導物語』のキャラクターではなく別キャラクターに差し替えられて発売されるケースが多い。
Puyo Puyo(アーケード)
初代『ぷよぷよ』のヨーロッパ版。魔導キャラのままセリフとボイスだけが翻訳されている。天使に見えるという理由で、ハーピーの翼がなくなっているほか、キャラクターの名前も大幅に変更されている。
Dr.エッグマンのミーンビーンマシーン (Dr. Robotnik's Mean Bean Machine) (GENESIS、ゲームギア、マスターシステム)
販売はセガ。メガドライブ版およびゲームギア版初代『ぷよぷよ』の欧米ローカライズ版だが、敵キャラクターがDr.エッグマンをはじめとした「ソニックシリーズ」のキャラクターに差し替えられており、ストーリーやBGM、ボイスなども変更されている。ただし主人公はソニックではない。ゲーム画面にはカーバンクル(本作ではハズビーン)も登場する。また、パスワードでコンティニューができるシステムが搭載されている。
日本国内でも『セガアーカイブス フロム USA Vol.2』、『ソニック メガコレクション』『同 プラス』、『メガドライブ プレイTV』などの収録ソフトの一つとして何度か登場している。
Kirby's Avalanche、Kirby's Ghost Trap(SNES)
販売は任天堂。スーパーファミコン版『す〜ぱ〜ぷよぷよ』のアレンジ版で、BGM、キャラクター、背景は「星のカービィシリーズ」の世界観に合うよう差し替えられており、画面中央ではカーバンクルではなくカービィが踊るが、ぷよだけはそのまま登場する。キャラクターグラフィックやBGMは『星のカービィ 夢の泉の物語』と『カービィボウル』から引用されており、新規のストーリーデモも付いている。ヨーロッパ版はタイトルが "Kirby's Ghost Trap" に変更されているが、内容は同一である。上記の『ミーンビーンマシーン』とは異なり、本作は日本国内では一度も発売されていない。
2007年には欧米でWiiのバーチャルコンソール対応ソフトとして配信された(日本での配信予定はない)。
Qwirks(Windows3.1、Macintosh)
販売はスペクトラムホロバイト (Spectrum HoloByte) 、開発はBig Bang Software。『テトリス』の開発者アレクセイ・パジトノフが監修を務め、タイトル画面にも彼の顔写真が登場する。初代『ぷよぷよ』のルールをベースにしているが、キャラクターやBGMなどは独自の世界観の物に差し替えられている。このゲームだけの独自要素として、消すと色々な効果が現れるクリスタルぷよ (Crystal Qwirk) が出現する。なぞぷよにあたる「Puzzle mode」も収録されている。
日本国内でもスペクトラムホロバイトジャパンより、1995年12月にWindows3.1版が和訳の簡易説明書付きで英語版のまま発売された。価格は7,800円(税別)。また、Windows版発売の翌年に、同内容のMacintosh版も日本でリリースされた。
Puyo Pop
"Puyo Pop" のタイトルで発売された国外向け作品が複数存在する。これらは基本的に、元になった日本語版と内容や登場キャラクターは同じまま、メッセージやボイスなどが翻訳されている。
Puyo Pop(ネオジオポケットカラー)
日本国外版『ぷよぷよ通』。
Puyo Pop(ゲームボーイアドバンス)
日本国外版『みんなでぷよぷよ』。
Puyo Pop(N-Gage)
日本国外版『ぷよぷよ』(初代)。
Puyo Pop FEVER(プレイステーション2他、複数機種)
日本国外版『ぷよぷよフィーバー』。
キャラクター紹介 [編集]

詳細は「魔導物語及びぷよぷよシリーズの登場人物」を参照
全国の有名なぷよぷよプレイヤー(ぷよらー) [編集]

三須 健太郎(ミスケン)
『通』におけるかつての全国一のプレイヤー。さまざまな大会に名乗りを上げ、優勝を連ねてその名を轟かせた。その強さは異常ともいえるほどで、周りのプレイヤーを全く寄せつけず、現在のトッププレイヤーである服部ですら当時の三須にとっては相手にならなかった。2004年5月に行われたナミキ(明大前のゲームセンター・現在は倒産)での頂上決戦でこそ苦戦を強いられたものの、結果として公式全勝、ほとんどミスケンの圧倒的な勝利を見せつける結果となっている。三須はこの最後の決戦を機に引退を決意。彼のサイトの掲示板では仕事で忙しくなっているからと公表している。同年12月にサイト更新を停止、ネット上からも姿を消した。
服部 崇(くまちょむ)
『通』、『フィーバー』における全国トップクラスのプレイヤー。ぷよぷよ通においては、2004年5月に行われたナミキでの頂上決戦100本勝負で95-100とミスケンとほぼ互角の戦いを演じ、前述のミスケンが引退した後は、長い間全国1位のプレイヤーとして周りから認識されていた。現在はWindows版の『フィーバー』オンラインにも時折接続しており、ほぼ敵なしの状態である。2006年6月10日に『フィーバー』での韓国のトッププレーヤーと対決し、さらに2006年10月14日に『SUN』の20連鎖を達成した。『百識』(フジテレビ)等のテレビ番組に出演した経歴を持つ。また、『7』のテレビCMにも出演している。2009年1月4日、下記のかめに全国1位の座を奪われるが、2010年1月3日に100-98の激戦の中で勝利した。
亀山 哲宏(かめ)
『通』、『フィーバー』における全国トップクラスのプレイヤー。以前までは全国3位のプレイヤーとして知られていたが、2009年1月4日に前述の服部に100本勝負で100-90と勝利した。おじゃまぷよを生かした連鎖が上手いことも特徴としてあげられる。
大沢俊平(ALF)
『通』における全国トッププレイヤー。彼の持つ連鎖は相手の凝視で見切られにくいような難解な不定形連鎖を用いている。過去に上記のかめ、服部と100本勝負の経験を持つ。
ブームの変遷 [編集]

ブームの到来 [編集]
アーケード用へ移植される際、対戦要素を前面に押し出すことで爆発的に流行した。
アーケード版発売には、雑誌『マイコンBASICマガジン』においてゲームライター手塚一郎らの熱心な宣伝が貢献したと言われる。その後マイコンBASICマガジンでは、ぷよぷよに関するさまざまな記事が書かれ、それをまとめたムックも発売された。
『ぷよぷよ』はもともと、同社のRPG『魔導物語』の派生作品として製作された。操作ブロックとなるモンスター「ぷよぷよ(ぷよ)」を始め、主人公「アルル・ナジャ」や敵キャラクターも同作品の登場キャラクターの流用である。ストーリーモードのデモに「あんた、まだそんなことをやってるの」「やっぱり、あんたの仕業だったのね」という台詞があるのは『魔導物語』の世界観・ストーリーを受け継いでいるからである。『ぷよぷよ』の成功を受けてか、一時は『魔導物語』が各ゲーム機に移植されたりパソコン向けに続編が作られたものの、今では『ぷよぷよ』の方がはるかに知名度が勝り、本家である『魔導物語』は存在自体を知らないユーザーも多い。
『ぷよぷよ』は一大ヒットとなり、メガドライブの販売に貢献する一方で、あらゆるコンピュータに移植された。また、コンパイル主催の大会が「渋谷ジャック」(ゲームギアと対戦ケーブルを持って渋谷を歩き回り、参加者同士で対戦して予選を勝ち抜いた)をはじめ全国各地で開催され、参加者は「ぷよら〜」、その優勝者は「ぷよマスター」「ぷよキング」と呼ばれた。大会は好評で、拡大に従って全日本ぷよ協会が発足した。
続編の登場 [編集]
初代『ぷよぷよ』の対戦は、最終的にはいかに早く“赤玉”こと岩ぷよ2個(おじゃまぷよ60個)を送り込むかという問題に収束したため、5連鎖や4連鎖ダブル(4連鎖目に2色同時消し)、3連鎖トリプル(3連鎖目に3色同時消し)をすばやく作る技術が問われた。土壇場での「回し勝負」などによる逆転要素はあったものの、基本的には「先に必要な分を送り込んだ方が有利」で、試合展開はスピーディーだが、戦略的には単調になりがちだった。
2作目『ぷよぷよ通』では、前作の問題点を打開すべく乱入対戦および相殺システムが導入され、相手からのおじゃまぷよをこちらの連鎖で相殺できるようになった。よって前作と反対に「後から一段階上の連鎖を仕掛けた方が有利」となって、戦略に幅が生まれて好評となり『ぷよぷよ通』も前作と同様に様々な機種に移植された。その一方で上級者の間では、逆に相殺を回避するために「巨大連鎖」と呼ばれる10〜13連鎖以上の仕掛けを作る集中力が要求され、一層マニアックなものになっていった。
この問題は3作目『ぷよぷよSUN』に持ち越されたが、企画者が交代して開発された上、追加された「太陽ぷよ」システムは何の解決にもなっていなかった。また公式大会では『ぷよぷよ通』が使用され続けるという事態となった。
【2010/11/07 16:24 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
ぷよぷよみたいな踊り
『ぷよぷよ』(Puyo Puyo)は、株式会社コンパイルから発売されていた落ち物パズルゲームのシリーズ。また、このシリーズにブロックとして登場するスライムタイプのモンスターの名前でもある。どちらも縮めて「ぷよ」と呼ばれる。日本国外では『Puyo Pop』のタイトルでも知られる。
2003年以降はコンパイルに代わりセガが販売を行っている(後述)。
目次 [非表示]
1 概要
2 ゲームシステム
2.1 基本的なルール
2.2 対戦ルール
3 シリーズ一覧及び解説
4 旧世代ぷよぷよ(旧ぷよ)
5 ぷよぷよ
5.1 ストーリー
5.2 その他
6 ぷよぷよ通
7 ぷよぷよSUN
8 ぷよぷよ〜ん
9 ぷよぷよフィーバー
10 ぷよぷよフィーバー2【チュー!】
11 ぷよぷよ7
11.1 各機種版の特徴
12 その他の作品
12.1 なぞぷよ
12.2 記念作品
12.3 パズルゲーム以外のぷよぷよ関連作品
12.4 携帯電話アプリ
12.5 玩具、プライズ、アミューズメント作品など
12.5.1 パズルゲーム型の作品
12.5.2 その他の玩具、プライズ系作品
12.6 キャラクター差し替え作品
12.7 日本国外
13 キャラクター紹介
14 全国の有名なぷよぷよプレイヤー(ぷよらー)
15 ブームの変遷
15.1 ブームの到来
15.2 続編の登場
15.3 コンパイルの経営破綻とブームの終焉
15.4 セガ移植・新世代
16 備考
17 出典
18 参考文献
19 関連項目
20 外部リンク
概要 [編集]

『テトリス』の登場により空前の落ち物パズルゲームブームが生まれ、多くのパズルゲームが世に出された。『ぷよぷよ』もまた、そのような時代に生まれたパズルゲームの中の一つである。そのため、メガドライブ版の『ぷよぷよ』では取扱説明書に「もともとオリジナリティのないゲームです(苦笑)」と書かれている。
当時『DiscStation』に掲載されたユーザー投稿ゲームに着想を得て、ドミノの牌が降ってきて、同じ数字や連番になるように積む『どーみのす』というゲームを開発していたが、遊べる段階まで実際に作ってみたところ全く面白くなかったため、開発を断念[1]。その後、コンピュータRPG『魔導物語』のスタッフが関わり、落下するブロックを『魔導物語』に登場するぷよぷよに置き換え、それに伴いルールも一新した別のゲームに作り変える形で開発された[2]。
最初に世に出たのは、1991年10月25日に同時に発売されたMSX2版とファミコン ディスクシステム版(発売は徳間書店インターメディア)。この時点では、雑誌「マイコンBASICマガジン」上で記事を執筆しているライターにより、対人戦の面白さが大いに評価されていたものの、大きな話題を呼ぶことはなかった。しかしその後、画面とサウンドを強化し、モードや操作性などに大幅な改良を加え、対戦モード「ひとりでぷよぷよ(対コンピュータ戦)」「ふたりでぷよぷよ(対人戦)」をメインにしたアーケード版とメガドライブ版が発売(ともに発売はセガ)。これをきっかけに大ブームが巻き起こり、瞬く間に『テトリス』と並ぶ落ち物パズルゲームの代名詞となった。
「もともとオリジナリティのないゲーム」がここまでシリーズ化したのは、当時アーケード用の対戦型格闘ゲームで一般化していた対戦プレイという要素を落ち物パズルに持ち込んだことが大きい。ぷよぷよ以前の落ち物パズルは面クリアがなく難易度が徐々に上昇する中でどれだけミスをしないで長時間続けられるかを競う「自分自身との戦い」の要素が大きかったが、本作ではCPUの操るキャラクターや他のプレイヤーという「対戦相手との戦い」がテーマとなり、ゲームセンター等で対人対戦が大いに盛り上がることとなった[3][4]。また、可愛らしいキャラクターたちが受けたのか、女性プレイヤーも多かった。また、50-60代という、比較的高齢のプレイヤーも少なくなかった[3]。
このほか、この作品が当時斬新だった点として「連鎖ボイス」が挙げられる。これは、『魔導物語』に搭載されていた(当時のRPGとしては珍しい)キャラクターボイスを引き継いだものとなっている。制作元がセガに移った後の作品にも、非常に大きな連鎖をしたときに「ば・ば・ば・ばよえ〜ん!!」と声が被る演出が存在するが、これも『魔導物語』に登場する魔力倍加魔法「ダイアキュート」が元になっている(倍率が上がるごとに被る回数が増えていく)。なお、『魔導物語』から引き継がれた点としてキャラクターと連鎖ボイスのみが強調されることが多いが、このほかにもBGMやフィールドを囲っている枠や、状況に応じたキャラクターの表情変化などにも『魔導物語』に通じる意匠が散見される。
1998年、経営破綻したコンパイルの経営再建の一環として、セガにシリーズ全体の知的財産権が売却された[5]。しかし、結局経営再建する事無くコンパイルは解散した。この経緯により、旧コンパイルキャラのうち、過去の『ぷよぷよ』シリーズに一度でも登場したキャラクターはセガ、それ以外のキャラクターはD4エンタープライズに権利がある[6]。2003年以降、新作の開発や旧作の移植・リメイクは全てセガが行っており、『ぷよぷよ』の商標権(登録商標第2590721号ほか)もセガにある。
続編や移植作、番外編などを含め非常に多くの作品が発売された。詳細は#シリーズ一覧及び解説を参照。
ゲームシステム [編集]

基本的なルール [編集]
各作品によってルールの細部は異なる。ここでは基本的なルールのみを記す。
フィールドは横6マス×縦12マスの格子で構成される。格子の1マスにつき1個のブロック(ぷよぷよ略してぷよ)を置くことができる。ただし、上方向は、画面外に1マス分だけぷよを置くことができる。
上からぷよが2つ1組で落下してくる(「組ぷよ」と呼ばれる[7])。ぷよには3-5色(通常は4色)の種類がある。プレイヤーはぷよを回転、横移動、高速落下のいずれかの操作を行う。
次に落下するぷよはフィールドの枠外にNEXTぷよとして予告される。配られるぷよの配分は麻雀のツモに例えられている。
落下してきたぷよがフィールドの床やほかのぷよに衝突すると、その位置にぷよが固定される。但し、組ぷよを横にして置いたりなどして、ぷよに1マス分でも下方向に空白がある場合は、強制的にそのぷよだけ落下する。
固定されたぷよと同色の'ぷよ'が周囲4方向にいる場合、それらは互いにくっつく。
ぷよが4個以上くっつくと消滅し得点となる。
ぷよの消滅により上にあった'ぷよ'が落下する。このとき再びぷよが4個以上くっつくと消滅し、連鎖が起きる。なお、普通に4つ色を並べて消す行為だけでも1連鎖と考え、消された回数(○回)に応じて○連鎖と呼ばれる。複数色を同時に消した場合でも、1連鎖扱いとなる。
ぷよを消したときに入る得点は、消したぷよの数に、設定された「連鎖倍率」という数値を掛けることで計算できる。
左から3列目が一番上まで埋まると"窒息して"ゲームオーバー。
対戦ルール [編集]
ぷよぷよは基本的にCPUまたは人間との対戦に主眼が置かれている。
お互いに配られるぷよは共通。
対戦形式の場合、ぷよを消すと得点に比例した量の「おじゃまぷよ」と呼ばれる透明なぷよが相手のフィールドに降る(画面に一度に降る最大量は30個(=5列))。
「おじゃまぷよ」は4つ以上くっついても消滅しない。通常のぷよを消滅させると、同時に隣接していたおじゃまぷよも消える。
同種のぷよに「固ぷよ」「得点ぷよ」なるものがある。固ぷよは2回以上隣接させるか、二ヶ所から囲んで消さないと完全には消えてくれず、得点ぷよは消すことで得点となるものである(通、SUN、よ〜んで登場)。よ〜んではさらに3ダメージ以上を与えないと消えない固ぷよも登場する。
おじゃまぷよの個数は、連鎖による得点をおじゃまレートという数値で割ることで計算が可能。
マージンタイムと呼ばれる時間制限が過ぎるとこのおじゃまレートが時間ごとに減少を始め、互いにおじゃまぷよの降る数が多くなり、マージンタイム以降は早期に決着がつきやすくなる。
おじゃまぷよが降って来る前に相手側のフィールド上部に「予告ぷよ」が表示される。
『魔導物語』のシステムになぞらえ、降ってくる個数は具体的には表示されず、小ぷよは一個単位、大ぷよ(中ぷよ)が1列である6個単位、その他30個単位の岩ぷよ(隕石ぷよ)、相殺の追加された『通』以降はフィールドサイズをはるかに超えたものに星ぷよ(フィールド30段分に相当、フィールドは12段)やキノコぷよ、王冠ぷよ、月ぷよ、彗星ぷよ、土星ぷよ、太陽ぷよといったものがある。なお、登場する予告ぷよや、予告ぷよのおじゃまぷよ換算数はシリーズによってまちまちである(降る数についてはそれぞれのルールを参照)。
予告表示後おじゃまぷよが降ってくるのは、相手の連鎖が止まり送られた予告ぷよの数が確定した後に出現している最初のぷよが接地し、NEXT表示されているぷよが落下態勢に入る直前。
『通』以降では、予告ぷよが表示されているときにこちらも連鎖をすることで、予告ぷよを相殺し、その得点分だけ予告ぷよが減少する。予告ぷよ全てを消してなおこちらのおじゃまぷよが余っている場合は、その差分だけ相手に送り込むことができる。
先に左から3列目が上まで埋まった方が負けである。通常は2本先取で勝敗を決する。
シリーズ一覧及び解説 [編集]

詳細は次項以降、および別記事を参照。
ぷよぷよ(第1作)
旧世代ぷよぷよ(MSX・FC版)
ぷよぷよ(アーケード版以降)
ぷよぷよ通
ぷよぷよSUN
ぷよぷよ〜ん
ぷよぷよフィーバー
ぷよぷよフィーバー2【チュー!】
ぷよぷよ7
このほか、『なぞぷよ』や『ぷよぷよ! Puyopuyo 15th anniversary』など番外編的な作品が多数存在する。→#その他の作品
旧世代ぷよぷよ(旧ぷよ) [編集]

ぷよぷよ (旧世代版)
ジャンル 落ち物パズルゲーム
対応機種 MSX2/2+ [MSX2]
ファミリーコンピュータ ディスクシステム [FCD]
ファミリーコンピュータ [FC]
開発元 コンパイル
発売元 MSX2: コンパイル
FCD, FC: 徳間書店インターメディア
人数 1 - 2人
メディア MSX2: 3.5インチ 2DDフロッピーディスク1枚
FCD: ディスクカード両面
FC: 1Mbitロムカートリッジ
発売日 MSX2, FCD: 1991年10月25日
FC: 1993年7月23日
価格 MSX2: 6,800円(税別)
FCD: 600円 → 500円(税込)
FC: 5,900円(税別)
その他 FCD: ディスクライター書き換え専用
次世代の『ぷよぷよ』(新ぷよ)とタイトルが同一であるため、区別のために電波新聞社から発売されたムック『ALL ABOUT ぷよぷよ』では旧ぷよと呼ばれていた。後に、1998年発売のムック『ディスクステーション Vol.21』にて『ぷよぷよ〜ん』の発表にあわせて特集されたシリーズ紹介の記事では、すでにシリーズを重ねていたためこの呼び名が不適切だとされたのかプロトタイプぷよと呼称された。現在では単に、MSX版やFC版と呼ばれることが多いようだ。現在「旧ぷよ」という用語は『ぷよぷよフィーバー』に対してそれ以前の作品を区別する際にも使われる。
この頃はまだシステムは確立されておらず、ぷよの色が『どーみのす』の名残か最大6色(緑・赤・黄・灰色・黄緑・青)存在し(後の作品では最大5色)、軸ぷよではない方のぷよは設置するまで顔が表示されない、1P側と2P側で組ぷよが一致しないなどの特徴がある。また、ぷよが「ヒューマン(人型)」になる(同じ色の人が上下に重なると肩車をし、横に並ぶと手をつなぐ)、黄色ぷよがカーバンクルになる(MSX2版のみ)というオプションもある。ゲームモードはENDLESS(後の「とことんぷよぷよ」、通称とこぷよ)、2PLAYER(後の「ふたりでぷよぷよ」、通称ふたぷよ)、MISSION(後の「なぞなぞぷよぷよ」、通称なぞぷよ)の3つ。コンピュータとの対戦やキャラクター、「連鎖ボイス」はまだ存在しないが、とこぷよでお助けキャラクター(カーバンクル・びっぐぷよ)が登場する要素はこの時点で存在していた。プレイ中のBGMと効果音はそれぞれ3種類から選択可能で、このBGMもすべて後の新ぷよに使用されている。相手側に一度に送りつけることができるおじゃまぷよの最大数に制限があり、MSX版とディスクシステム版は最大30個まで、ロムカートリッジ版は最大18個 - 255個の間から設定可能となっている。このシステムの名残である「画面に一度に降るおじゃまぷよの数が最大30個まで」という制限は、これ以降のぷよにも引き継がれていくことになる。
MSX2/2+版
先述の通りぷよは6色。接着時のいわゆる「ぷよぷよ感」はまだなかったが、ぷよのデザインが色別にそれぞれ異なっており、後に新ぷよ以降でも多く使われた形状のベースとなっている。タイトル画面にはアルルが登場するが、衣装はアーケード版以降のものとは異なっている。
操作方法も試行錯誤な状態だったのか、開発中のバージョンの一つには『魔導物語』の様に、カーソルキーのみで操作出来る仕様の物も存在した。
ファミリーコンピュータ ディスクシステム版
内容はMSX版とほぼ同様。しかしぷよのデザインと色が変更され、全色のぷよの形状がMSX版のみどりぷよ型(丸っこい中華まんのような形状)に似たものとなっている。また、タイトル画面は『ぷよぷよ』のロゴが青い文字で大書きされているのみで、アルルは登場しない。販売は徳間書店インターメディアで、「ファミマガディスク」シリーズのVol.5として発売された。このシリーズのいくつかは一般公募作品だが、本作品は一般公募作品ではない。また、書き換え専用ソフトのためパッケージ販売はされていない。MSX版や後のシリーズとは違い、可視フィールドが13段目まで存在する。
ファミリーコンピュータ(ロムカートリッジ)版
前述のディスクシステム版をベースとし、ロムカートリッジ版として再発売。販売は徳間書店インターメディア。バッテリーバックアップ機能を搭載しないため、ミッションモードの進行状況の記録はパスワード方式で行う。タイトルロゴの文字も赤色に変更された。アーケード版やメガドライブ版などの新ぷよが既に登場した後に発売されたため、対戦時に落下する組ぷよが後のシリーズ同様に両側のプレイヤーで一致するように変更され、対戦時に発生するおじゃまぷよの最大リミット数を18個、24個、30個、42個、60個、255個から変更できる機能が追加されている(ただし一度に降る量は最大30個)。最大値である255個に設定すれば、より新ぷよに近いルールになる。
ぷよぷよ [編集]

ぷよぷよ
ジャンル 落ち物パズルゲーム
対応機種 アーケード(システムC2) [AC]
メガドライブ [MD]
ゲームギア [GG]
PC-9801 [PC98]
スーパーファミコン [SFC]
FM TOWNS [FMT]
PCエンジン [PCE]
X68000 [X68]
ゲームボーイ [GB]
Windows 3.1 [Win3.1]
Windows 95 [Win95]
Macintosh PPC [Mac]
CX-100
Panasonic U1 [U1]
Windows CE [WinCE]
Wii バーチャルコンソール [VC]
S!アプリ
ウィルコム
開発元 コンパイル
発売元 AC, MD, GG: セガ・エンタープライゼス
PC98: コンパイル
SFC, GB: バンプレスト
FMT: CSK総合研究所
PCE: NECアベニュー
X68: SPS
Win3.1, Win95, Mac, WinCE: ボーステック
U1: マイクロキャビン
VC: セガ
人数 1 - 2人
メディア MD, SFC, GB: ロムカートリッジ
PC98, X68, Win3.1(FD版): フロッピーディスク
FMT, Win3.1, Win95: CD-ROM
発売日 AC: 1992年10月
MD: 1992年12月18日
GG, PC98: 1993年3月19日
SFC: 1993年12月10日
FMT: 1994年3月18日
PCE:1994年4月22日
X68: 1994年7月29日
GB: 1994年7月31日
Win3.1: 1995年5月28日
U1: 1995年7月
Win95: 1996年8月2日
Mac: 1996年12月28日
WinCE: 1998年5月
VC: 2006年12月2日
価格 価格は特に注記がない限り税別。
MD: 4,800円
GG: 3,500円
PC98, FMT, Win3.1: 7,800円
SFC: 8,200円
PCE: 5,600円
X68: 8,800円
GB: 3,980円
Win95: 5,800円
Win廉価: 1,200円
VC: 600Wiiポイント
対象年齢 VC: CERO:A(全年齢対象)
前記の旧世代ぷよぷよ(旧ぷよ)や『ぷよぷよ通』以降の作品と区別するために無印、ぷよ1などと呼ばれることがある。『ぷよぷよ! Puyopuyo 15th anniversary』で初代ぷよぷよと呼ばれているのはこの作品のことである。
この新ぷよでは「ひとりでぷよぷよ」(対CPU戦)や自キャラの連鎖ボイス、キャラクターなどが登場し、ぷよの色は最大5色(緑・赤・青・黄・紫)に設定され、一回の連鎖でのおじゃまぷよの予告数の制限がなくなる(画面に一度に降るのは最大30個で、予告では岩ぷよ1個分で表現される)。基本的なシステムはこの作品で完成されている。「ひとりでぷよぷよ」では、画面中央のスペースにコンピュータが操る敵キャラクターの顔アニメが大きく表示され、状況に応じて表情や汗の演出などが変化する。各ステージ間に加えられた主人公アルルと敵キャラの会話デモ(後に「漫才デモ」と呼称される)や、タイトルでの操作デモも特徴的だった。エンディングではゲーム中のキャラクターが順番に登場し、BGMとして「魔導物語音頭」のアレンジ版である「ONDO OF PUYOPUYO」が流れる。
アーケード版
メガドライブ上位互換であるSystem C2基板で開発された。ゲームモードは「ひとりでぷよぷよ」「ふたりでぷよぷよ」の対戦モードのみ。アーケード版には、当時人気を博していた『テトリス』のようなエンドレスモード「とことんぷよぷよ」は収録されておらず、当時としては異色な作品だった。アーケード版には「マージンタイム」と呼ばれる制限時間が設定されており、対戦が長引くにつれ、おじゃまぷよの量が徐々に増加していく(コンシューマ版のマージンタイムは、標準ではオフになっているが設定変更で有効にできるものが多い)。ぷよの回転を行うボタンが1つしかないので、右方向にしか回転させることが出来ない。コンシューマ版の操作デモでも回転ボタンが1つしかないのはこのため。
メガドライブ版
アーケード版に非常に忠実な移植だが、4連鎖分×2人分=8種類あった連鎖ボイスが2種類(両サイドの2連鎖目のみ)しかなく、収録されているボイスは先述の連鎖ボイスとタイトルコール「ぷよぷよ」を合わせた3種類のみ。また、連鎖ボイス再生時はBGMが一旦停止する。タイトル画面が魔法を唱えるアルルのアップに変更され、以降の移植機種もほぼ全てこれを継承している。アーケード版にはなかったエンドレスの「とことんぷよぷよ」モード(通称とこぷよ)、スタッフロールが追加されている。メガドライブ本体とのセット販売バージョンも登場し、メガドライブのキラーソフトとなった。かつてはセガゲーム本舗でも配信されていた。2006年にWiiのバーチャルコンソールで配信。
ゲームギア版
ぷよが単色表示で形状も全て同じなため「グミぷよ」の異名がある。2台で通信対戦可能。ぷよの接地回数に制限がないために、ぷよを回転し続け接地を繰り返すだけで永遠に固定しない(他のバージョンでは8回程度接地するとすぐに固定される制限がある)という特徴がある。BGMも一部変更となり、ボイスと漫才デモも収録されていない。また、敵キャラクター固有の思考ルーチン(ハーピーの特殊な積み方など)が存在しない。「なぞなぞぷよぷよ」モード有り(後に本体同梱や単体でも発売)。北米仕様の本体で起動すると、メッセージのみが英訳された『Puzlow Kids』というバージョンに変わるが、実際には本作は日本国内でしか発売されなかった。
PC-9801版
グラフィックが全面的に描き直されており、画面の質感や雰囲気がアーケード版とは大幅に異なる。対戦中のボイスはない。フィールドの天井がなく、予告ぷよが画面左右端の壁の中へ縦に並んで表示されるのが特徴。タイトルのBGMは、音源違いだがゲームギア版と同様。「なぞなぞぷよぷよ」モードもある。特典として4コマ漫画などのブックレットが付属していた。
す〜ぱ〜ぷよぷよ(スーパーファミコン版)
画面解像度の違いからレイアウトが変更され、敵の顔グラフィックは敵フィールド内に表示される。アーケード版にあるボイスはすべて収録されている。隠しモードに入ることで、おじゃまぷよのレート(消したぷよの量に対して相手に送りつけるおじゃまぷよの量)を大まかに変更したり、CPU同士の対戦を見る(ウォッチモード)ことなどが可能。コンパイル開発だが、販売はバンプレスト。ニンテンドウパワーでの書き換えも行っていた。売上本数約170万本。
FM TOWNS版
当初は『ゴルビーのパイプライン大作戦』に引き続き、コンパイル自らがファミコン版を基準とした移植をする予定だったが発売中止となる。その後、アーケード版の人気によりCSK総合研究所がアーケード版を基準に移植することに。画面のクオリティはSFC版と同様だが、画面レイアウトはアーケード版に準拠。グラフィックは非常に忠実に移植されているが、操作性や動きが鈍い(例えばぷよ回転ボタンの連打がきかない)など、中身の完成度の面では至らない部分がある。開発はCSK総合研究所(現CRI・ミドルウェア)。
ぷよぷよCD(PCエンジン版)
各ボイスを有名声優が担当しており、音声付きの漫才デモがCD-DAで再生される唯一のぷよぷよである。また、アルル以外の敵キャラクターにも連鎖ボイスが用意されている(ただし、連鎖ボイスの種類はアルルと同じ)。このため、ふたりでぷよぷよでは使用キャラクターを選択できる。販売はNECアベニュー。全面クリア後に2周目として、少し台詞が異なる漫才デモのアレンジバージョンが収録されている。
X68000版
アーケード版の移植だが、隠しモードとして「とことんぷよぷよ」も収録。グラフィックの見た目は完璧だが、「ぷよぷよ感」がアーケード版ほどには再現されていない。開発はSPS。
【2010/11/07 16:23 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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